日本一、大弛峠ヒルクライム 後編

乙女湖バス停ベンチで補給&休憩後、いざリスタート。


ここからはヒルクライム後半戦。いよいよ大弛峠に向けて本格的な山岳路へと入っていきます。


















b0295234_06424496.jpg
【いざ(ゴクリ)】




















バス停から走り出してすぐ、何やら重厚なゲート部分を通過すると、開けたダム湖の景色は一変、「山」の中へ…。























b0295234_06441905.jpg


















横には渓流が流れ、また標高が上がってきているせいか紅葉も始まり、最高の雰囲気…























b0295234_06472107.jpg


















b0295234_06473838.jpg



















b0295234_06475531.jpg



















b0295234_06480858.jpg





















b0295234_06482335.jpg






















この道だったらずっと登り続けていてもいいかなと思える、そんな最高の雰囲気の道…。




















b0295234_06510899.jpg






















b0295234_06512567.jpg






















うっとりするような森の雰囲気を楽しみながらゆっくりゆっくり登っていると、周囲の木々の背が徐々に低くなってきていることに気づきます。


確実に標高が上がっているのを実感。





斜度的にはそれほどでもないし、ほぼ平坦区間も出て来たりで、どちらかと言えばダラダラ系の苦手なタイプ。


ただ雰囲気がいいのでそれほど苦にならず、あのスバルラインに比べればかなり気持ちは楽です。






















b0295234_06533605.jpg





















b0295234_06551863.jpg






















もうけっこう登ったのかと思いきや、まだまだゴールは先。



いよいよここからが本当の本番です。





















b0295234_06562650.jpg

















上の写真の分岐(右は一般車両通行止め)から先が、いよいよ大弛峠ヒルクライムのクライマックス。平坦区間は無くなり、斜度も一段上がる感じです。



紅葉もますます深まり、落ち葉も目立つようになっていく深い深い森の中を、ゆっくりと進んでいきます。

























b0295234_07021815.jpg






















b0295234_07023390.jpg
























b0295234_07024769.jpg



















b0295234_07030170.jpg























黄色い針葉樹の落葉も目立つようになってくると、だんだん息も苦しくなってきて、空気の薄さを感じるようになってきます。




時折開ける眺望がまたいい感じのアクセントになっていて、筑波とも秩父とも、そして渋峠とも違った独特の「山岳路」の雰囲気は、まさに日本一を名乗るにふさわしい峠を王冠に据える道、といった感じです。



気温も10℃前後まで下がってきていて、ここでようやく暑さと発汗からも解放されます。























b0295234_07065741.jpg
























b0295234_07093540.jpg






















b0295234_07094797.jpg























頭上は再び雲で覆われ始め、気温も低いので、景色はまるで冬枯れの様相。


麓からのこのドラスティックな変化こそ、大弛峠ヒルクライム最大の特徴であり、醍醐味なのかもしれません。






急ぐ旅でもないので、何度も立ち止まって写真を撮りながら、その「変化」を体いっぱいで堪能しちゃいます。






















b0295234_07133945.jpg




















b0295234_07144541.jpg

















b0295234_07145994.jpg
【やっぱりこまめに出てくる「あと何キロ」(苦笑)】























b0295234_07160461.jpg




















「あと5㎞」の表示を過ぎると、植生にもまた変化が。


高原植生のダケカンバなどが現れ始め、ますます標高の高さを実感します。


息は苦しくなりますが、テンションはMAXに!






















b0295234_07191321.jpg























b0295234_07192974.jpg
























b0295234_07194200.jpg
【うん、もう暑くない(笑)】


























b0295234_07223837.jpg





















b0295234_07225745.jpg






















あと2㎞、あと1㎞…。



ゴールが近づくと、また雲が切れて青空も覗いてきた!
























b0295234_07231471.jpg

















b0295234_07234858.jpg




















b0295234_07242243.jpg




















再びつづら折れが出現。



さあ、ラストスパートだ!
























b0295234_07260054.jpg



















b0295234_07271637.jpg

















ついに、あと1㎞。



















b0295234_18541761.jpg


















再び広がり始めた青空に背中を押され…



















b0295234_18572668.jpg





















b0295234_18581336.jpg
【見えた!】






















b0295234_18583641.jpg
【おっとと、行き過ぎた⁉︎(噂通り峠の向こう側はダートでした)】



















b0295234_19021941.jpg


















つ、着いた…。





いきなり目の前が開けたかと思うと、綺麗な駐車場と駐車しているたくさんの車と人が視界に。


どうやら登山の方達の車のようで、ここまでまったくひとけのない林道を走ってきたので、そのギャップにしばしキョトン。

















b0295234_18591938.jpg
【こっちか!?】


















b0295234_19182603.jpg


















はたと我に帰り、「大弛小屋」を探します。


ソフトクリームの置物のところに小さな看板があり、その示す先に道が続いています。






自転車を押して歩いていくと…




















b0295234_19014566.jpg
【あった!】




















b0295234_19181733.jpg






















実は登っている最中、ずっとここでカレーを食べることを「ニンジン」にしていたのです。



ちょうど時間も正午過ぎで、いい感じでお腹が空いてます。



さあ、名物カレーライスを食べるぞ〜!















ぞ〜…
























b0295234_19015725.jpg
【ぞ?】
























b0295234_19020976.jpg
【ゾゾーーーーーっ!!!】























こんなところで「あるある」炸裂かよっ!(涙)























人間、食べられないと分かると猛烈にお腹が空くもので…。




嗚呼、とりあえず乙女湖バス停でおにぎり食べといてよかった!





















気を取り直してpcblue号をバイクラックに掛けて…




















b0295234_19025236.jpg
【シャキーン】

















b0295234_19030299.jpg
【スチャッ】



















b0295234_19031039.jpg
【いざ】


















b0295234_19031888.jpg

















ここからは自転車を降りて、「登山」。



15分ほどで「夢の庭園」なる絶景ポイントに辿り着けるということで、もちろん登りますよ!

















b0295234_19145609.jpg
【ゲゲっ!】
















けっこう急だな…
















b0295234_19150557.jpg


















自転車で30㎞登ってきたプルプル脚に、けっこう堪える斜度…。



いちおう木製の階段が整備されてはいますが、これがけっこう急な階段で、両太腿がプルプル♡


しかし、行程はたったの15分。ここまで来たらもう行くしかありません。
















b0295234_19151309.jpg
【15分、意外とキツいな…】



















b0295234_19152211.jpg


















クリートカバーを用意してきたことを「よかった!」とは実感したものの、木製の階段はけっこう滑るし、とにかく急。



そして道は…






















b0295234_19153184.jpg
【ガレ場やんけ!?】
















木製階段が突然無くなり、登山靴でもキツそうなゴロゴロ石の急なガレ場、登場。


そこを変な靴を履いて這いつくばるようにして登る、ヨチヨチ歩きのピチパンオッサンの図、想像してみてくださいね(涙)。
















b0295234_19154005.jpg
【また木製階段が復活して、ホッ】


















b0295234_19155369.jpg
【おっ、上が開けてきた!?】

















b0295234_19160652.jpg
【おおっ!?】

















b0295234_19161561.jpg
【おおおっ!?】





















b0295234_19162697.jpg
【おおおー!】


















b0295234_19163743.jpg



















b0295234_19164739.jpg





















b0295234_19165675.jpg















ついに木道が途切れると、そこにはゴロゴロとした岩が転がる20畳くらいの小さなスペースが。




「夢の庭園」…。












どこが「夢」なのかというと、もちろん、その絶景!






















b0295234_19170673.jpg
【ドドン】


















そこに立っていると、高所恐怖症でもない自分でもちょっと怖いくらいの高度感溢れる絶景。


ちょうど晴れ間も出て来ていて、タイミングもバッチリ(カレーのタイミングは外したけど/苦笑)。















ああ、来てよかった…。






















b0295234_19171892.jpg




















b0295234_19172972.jpg
【空が近い…】






















b0295234_19173828.jpg


















勇気を出して大きな岩の上に立ち上がると、この天空の世界を独り占めにしているような、不思議な征服感。



確かにこれは、「夢の庭園」と命名したくなるかもしれないな…。
















約15分ほどだったでしょうか。


最高の絶景を存分に味わい、下山することに。



チャンスがあれば、ここはまたぜひ再訪したいなぁ。。。





















b0295234_19175677.jpg
【下山。ブルッ(怖)】

















b0295234_19180761.jpg
【脚はプルプル(笑)】




























b0295234_19183935.jpg
b0295234_19184910.jpg






















「夢の庭園」を堪能した後は小屋まで戻り、pcblue号にまたがってダウンヒル。



道の綺麗な下りは本当にあっという間で…。











4時間もかかった登りとは対照的に、わずか1時間ちょいで道の駅に帰還。











ただ、下りがまたウェアチョイスのミスで往生。




今後のために反省も込めて備忘録的に記しておくと、この時期のヒルクライムは、「登りは薄め、下りは厚め」が鉄則と痛感。



具体的には、この日の大弛峠ヒルクライムならば、15℃前後の登りは薄手のロングスリーブか夏用半袖ジャージにアームウォーマーでなるべく汗をかかないように気をつけて、下りは逆にしっかりとした厚めのウィンブレやレインウェア、そして暖かめのグローブで…が正解でした。



この日の僕の装備は、まさに「逆」。


厚手のロングスリーブジャージ(しかも裏起毛という失敗)にペラペラ系携帯性重視のウィンブレ…で、登りは暑く下りは寒いという、まさに「大不正解」でした(トホホ)。


気温15度前後の登りはまだまだ暑いし汗もかくし、峠からのダウンヒルは10℃前後で、冬用のジャケットが欲しくなるほど、かなり寒かったです。シューズカバーを持っていかなかったのも凡ミスで、足の甲もキンキンに冷えきってしまいました。

麓まで降りてくれば気温自体も上がって事なきを得ましたが、それでも道の駅に帰還後もしばし体の震えが収まらないほど冷え切ってしまいました。



ダウンヒルでももう少しこまめに休憩するべきだったかと、これも反省点でした。












薄手のロングスリーブ、買おっかな…(ボソッ)。



















まあそんなこんなで失敗や反省点も多いにあったものの、全体的には雨に降られることもなく、大いに楽しめた初めての大弛峠ヒルクライム。



登りが長いことは長いですが、キツくてどうしようもない坂は出てこないし、ウェア装備と補給にさえ気をつければ(小屋がお休みだった時のことも想定しておきましょう。おにぎり持ってなかったら大変でした/苦笑)、景色の変化を楽しみながらのんびり登るには最高のヒルクライムルートだと思います。


今回走った山梨県側は12月頭から5月末頃までは冬季閉鎖になるようですが、今年もあともう少し走れる期間があるので、迷っている方はぜひ挑戦してみてください。楽しいですよっ!





〈完〉


















by pcblue | 2018-10-15 12:40 | ヒルクライム | Comments(6)
Commented by DAIちゃん at 2018-10-15 20:06 x
お疲れ様でしたー\(^o^)/
楽しく拝見させてもらいました♪
何だか自分も登った気になってウキウキ状態になったのはおいおいって事で(笑)
夢の庭園!実は僕もずっと気になってます!
そして大弛小屋でのカレーライスの件、やはり持ってましたね♪

やはりこの時期の下りは凍えそう💦








Commented by pcblue at 2018-10-15 21:23
♪DAIちゃん♪
こんばんは。ウキウキしてもらえました? 大弛小屋不在のくだりなど、もうウッキウキでしょ⁉︎(涙) 必ずリベンジしに行きますよ(キリッ)。
登りは汗だくだったけど、下りはやっぱりもう寒かった。。。
Commented by ごば蔵 at 2018-10-16 15:42 x
こんにちは!
登りましたね~
雲の下だったり上だったりで絶景も見応えありそうですね~♪
でも30キロ超登りっぱなしは自分にはハードル高いかな・・・
こちらで拝見させて頂いたので行った気分になっておきますか(笑
Commented by pcblue at 2018-10-16 20:06
♪ごば蔵さん♪
こんばんは!
もう少し天気が良かったら、もっと綺麗だったでしょうね〜。でも、ビミョーな天気だったからこそ、「夢の庭園」で雲が切れて青空が出てきた時は感動しました!
30㎞といっても激坂系は1コも出てこないので、ゆっくり登れば大丈夫ですよ♪ ぜひいつか挑戦してみてください。
Commented by たき at 2018-10-17 00:27 x
こんばんは。
大弛峠、すごい景色ですねー!こんなすてきなところだったとは。これは、いつかぜひ行ってみなければ・・高いところはもう寒いから、来年かな(笑)
今回もきれいな景色を見せていただいて、ありがとうございました!!
Commented by pcblue at 2018-10-17 09:52
♪たきさん♪
コメントありがとうございます。コメの時刻が(苦笑)、お仕事大変そうですねぇ。僕なんて遊んでばっかりでスミマセン(汗)。
大弛峠ライドは、噂に違わぬ素晴らしさでした。特に「夢の庭園」は最高! ただカレーを食べられなかったので、また来年リベンジに行こうと思っています。標高がかなり高くて寒そうなので、最短でも来年の夏かなぁという感じですよね〜。
<< 予告 〜目指せワンワン⁉︎〜 日本一、大弛峠ヒルクライム 前編 >>