日本一、大弛峠ヒルクライム 前編

自転車で走れる道にもいろいろな「日本一」があるようで…









国道最高地点は渋峠のある国道292号線で、その標高は2,172m。


自転車で行ける「道」の最高地点は乗鞍で、標高2,716m。


自家用車も通れる「道」の最高地点は富士山新五合目で、標高2,380m。







そして…









そこが「ゴール」ではなく、道のこちらから向こうへと走り抜けられる、いわゆる「峠」の最高地点が山梨県山梨市から長野県の川上村へと抜ける大弛峠(おおだるみとうげ)。

その標高は2,360mで、富士山新五合目に匹敵する標高となります。





関東の山好き自転車乗りにとっては、渋峠と並んであまりにも有名な大弛峠。


当然僕もヒルクライムにハマってからずっと「いつか挑戦してみたい峠」の筆頭に君臨していました。













そして2018秋、ついに決行することに…。












これまでなかなか決行出来ずにいたのは、他ならぬそのスペックにブルっていたから。


様々な方が大弛峠ライドの起点としている塩山駅や道の駅「花かげの郷まきおか」から大弛峠までの走行距離は約30㎞にも及び、もちろん、そのほとんどが「登り」…。


「30㎞のぼりっぱ」で、しかもその斜度もなかなか…というその道のりは、「行こか、やっぱりやめとこか」…と良識ある大人を尻込みさせるには十分なインパクトを放っているのです。












ずっと「行こか、やっぱやめとこか」を繰り返してきた大弛峠ライド、ついに決行…。





















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【⁉︎】





















大弛峠ライド決行にあたり、まず用意したのが磨り減ったクリートと、初導入の「クリートカバー」。



なんでも峠の先には歩いて(登って)15分ほどのところに「夢の庭園」なる場所があり、そこが超絶景なのだとか。

諸先輩方のブログを拝見するに、どうやら「クリートカバー必携」という感じだったので、購入しましたよ。




















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【筑波満腹ライドで吹き飛んだマグネットも購入(by CATEYE)】






















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【テスト装着♡(シューズ汚なっ)】





















ライド決行は10月12日(金)。





準備は万端。余裕を持って7時には道の駅をスタートしたいと考え、家を出たのが4時過ぎ。


まだ暗い首都高を快調に走り…






















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走り…























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雨かよ…。























せっかくの大弛峠。


もちろん「快晴」の日に決行したかったのですが、諸々の事情で今日に。


天候は微妙で、スマホのウェザーニュースによると朝方は雨マーク。

しかし雨は朝だけで止み、午後には晴れマークもあったので、それを信じて決行したわけです。






しかし、朝の降り方はけっこう本格的。大丈夫か、コレ…。





















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【中央道の勝沼インターを出て、ぶどう畑の中を走る。まだ降ってるな…】






















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【7時前、道の駅「花かげの郷まきおか」着】





















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【本降りかよっ!】






















道の駅に到着した後も、かなりの雨。


これではさすがにスタート出来ないので、向かいのコンビニで朝食を買い、食べながら車で待機。




















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【パクパク】





















1時間ほど待ったところで、雨が止む。




よし!























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【8時2分、スタート】



















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【いってみよっ】





















道の駅を出たら秩父往還(雁坂みち)を少しだけ南下し、室伏公民館のある交差点を右折。



道端には葡萄畑。

もちろん道はすでに登り基調で、いきなりけっこうキツい(汗)。

ヒルクライムの序盤は、何回走ってもキツいですね。
















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琴川を渡って、



















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【でたっ、「大弛」の文字!】















交差点を右折し、県道210号「クリスタルライン」へ。



瑞牆山ライドの時にお世話になった清里のクリスタルライン。ここにつながってるんですね〜。



ちょっとした感慨に浸りつつ、ヒルクライムはいよいよ本番へ。



















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遥か前方に見える山々を眺めながら、綺麗な車道を登っていきます。

斜度は7%くらいなのでしょうか。これがまた、けっこうキツい。



雨にビビってウェアのチョイスもすっかり間違えたようで、厚手のロングスリーブジャージではすでに汗だく。

夏用半袖にアームカバーにしとけばよかった(汗)。





















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振り返ると山々に囲まれた街並みが見えて、なかなかよい景色。


しかし、前方には延々と続く坂…。





















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やがて道端の葡萄農家がなくなると、いきなり道は林道チックな雰囲気を増していきます。




















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キツい…。


アツい…。




















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大きなクリスタルラインの看板あたりから、ますます「山」の雰囲気に。


道幅もグっと狭くなり、雰囲気としては上々です。


雨上がりの森はしっとりと濡れて、独特の雰囲気を醸しています。


















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直線的なグネグネ坂が続いたかと思うと、時折けっこうな斜度のつづら折れも出てきて、「これをあと20㎞以上登り続けるのか…」とグッときます。


気温も思ったより低くなく17℃くらいをキープしていて、絶え間なく汗が噴き出します。。。























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紅葉はまだここまでは降りてきていないようで、もみじも緑色。


しかし情報では上の方はもうすっかり紅葉しているようで、大弛峠付近はもう終わっているとかいないとか。


まあとにかく暑いので、少しでも涼しい高いところへ早く行きましょうか⁉︎
























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中間地点の「こ・と・か・わ・だ・む」まで残り何㎞の看板、グっとくるなぁ(苦笑)。




















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ここで奇跡。なんと、雲間から日差しが!



















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雨上がりの森に太陽の光が差し込み、幻想的な雰囲気…。








植林ぽい杉が多いですが、時折魅力的な光景が現れて、そのたびに足を止めて撮影。

のんびりヒルクライム、いったい峠に着くのに何時間かかっちゃうんでしょうか⁉︎
























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鬱蒼とした森の雰囲気だけでなく、時々パっと視界が開けて遠景が。

これがまたいいんですよね。



















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じわじわと高度が上がってきたせいか、少しづつ色づいた葉も見られるようになって、これがまた気分を盛り上げてくれます。





















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誰もいない雄大な森の景色の中を、黙々と登っていく贅沢。




めくるめく絶景の渋峠とはちょっと違うけど、登るたびに刻々と表情を変えていくこのヒルクライムも、なかなかです。





















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【むっ⁉︎】






















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【着いた!】
























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道の駅から15㎞ほど登り続け、だいたい中間地点の琴川ダム(乙女湖)に到着。


こぢんましとした美しいダム湖で、もうここでかなりの達成感です。






















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【乙女湖手前、往路唯一の下り区間は100mくらい。自転車の進む速さに感動(笑)】

























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金峰山荘にはひと気が無く、休憩や食事ができそうな雰囲気はないので、山荘前のバス停のベンチに座って小休止。


















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【しこたま汗をかいてしまったので、サイダーを補給(高原価格の200円!)。そして、コンビニで買っておいたおにぎりも。後にこれで大いに助かることに⁉︎】





















ウェア間違いによる発汗のせいもあって、ここまででけっこう疲弊してしまったので、やや長めに休憩を。



休みすぎても足が固まってしまうので、15分ほどでえいやと立ち上がり、ライド再開です。






ここから大弛峠までは、まだ15㎞の登り。


いったいどんな坂と景色が待っていてくれるのでしょうか。










期待と不安を胸に、いざ…。




















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〈つづく〉






by pcblue | 2018-10-13 20:07 | ヒルクライム | Comments(2)
Commented by りょうたパパ at 2018-10-14 00:36 x
pcblueさん、こんばんは!
大弛峠行かれたんですね〜(^_^)
30キロのぼりっぱ!
ジュルル。美味しいのか?やはりお腹を壊してしまうのか?(笑)
なかなかの雰囲気ですね〜。
ウェアの選択間違いを気にしながら後半、楽しみにしてます(^_^)
Commented by pcblue at 2018-10-14 06:35
♪りょうたパパさん♪
おはようございます。
はい、迷ったんですが、思い切って行っちゃいました。
ウェアは、大弛峠の名前にビビり、そこに雨予報が加わって、思いっきりミスチョイスしました。何のダイエットライドなのかと(苦笑)。
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