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楽しい寄り道

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昨日は仕事が早く片付いたので、ちょっと早めに退社して(そういう会社なのです)、寄り道。
向かったのはもちろん、バイクプラス三郷店さん。

残念ながら今日は浅野さんはお休みで、最上店長が相手してくれました。
お客さんが少なかったのをいいことに、ついつい話し込んでしまい、ボトル1本購入で長居。
何も買わずにしゃべるだけしゃべって帰ることも、よくあります。

店長、いつもスミマセン。








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自転車大好き、最上店長。話題は尽きません。いつも長居してしまってスミマセン。今日はボトル一本入れたから許してね(ちなみに8円ではなく800円ですよ/笑)










店長との話題は、もちろん自転車のことと、他にもいろいろ。
とっても聞き上手(&すすめ上手!?)なので、財布のヒモはしっかり閉じておかないとヤバいです(爆)。





店長とのお話の中で、「お金」の話になりました。

いまだに自転車といえば「1万円のママチャリ」という固定概念が根強い日本において、バイクプラスさんのようにスポーツバイクだけを扱うお店だと、まずは「価格」に対する認識を新たにしてもらうためのハードルがあるそうです。

ロードバイクは、一般常識からすると確かに高い買い物でしょう。でも、その金額から得られる喜びや感動、ストレスの軽減、得られる健康…等を考えれば、決して高い買い物ではないと断言します。

例えば僕は元々写真が好きなのですが、これ、凝っちゃうと自転車どころではなくなります。
しかもカメラは3年も経つと完全な旧モデルになってしまうので、下取りが出来るとは言え、まともに追いかけていると蔵が建ってしまいます。

いいカメラを買う→いいレンズを買う→もっといい機材ならもっといい写真が撮れるようになると、勘違い→どんどん手を出す→いいカメラを買うと、さらに処理能力の高いパソコンが必要になる→ようやく落ち着いた頃にカメラのモデルチェンジ→欲しくなる…の無限ループ。さらに自宅プリントなんかにも手を出すと、もう…

それに、極端な話、自転車は100万円出せばツールドフランスを走っている世界最高峰の機材が手に入ってしまいます。でも、カメラやレンズでは、ちょっと凝ると100万円などあっという間に吹き飛んでしまうのです。河川敷で野鳥を撮っているおじさんが持っている望遠レンズくらいの値段です。

車でもそうです。
100万円では、今や軽自動車すら買えません。
新車で考えると、いわゆる大衆的なミニバンでも、乗り出しで300万くらいは行ってしまいます。

そう考えれば、ロードバイクは決して高くないと断言出来るのです!

さらにさらに、自分もそうですが、ロードバイクを始めると、他によけいなものにお金を使わなくなります。
パチンコや競馬みたいな賭け事なんかは元々やってませんでしたが、ダイエットも兼ねて、食事に行ったり飲みにいったりすることが、ほぼなくなりました。
タバコも完全に止めたし、とにかく「無駄使い」をしなくなります。
それもこれも、パーツやウェア、そして憧れのバイクを買うためにヘソクリを貯めるため(笑)。
強制ではないので、無理なくお金が貯まり、そして、自然に健康にも気をつけるようになるのです。
会社帰りも寄り道せずに(ショップ以外は/笑)、まっすぐ帰宅。
カミさんの機嫌を取るために、家事の手伝いなんかも率先してやるようになりましたよ。


いいことづくめだと思いませんか、奥さん!?


もちろん、仕事でも使うので最小限の出費はありますが、カメラにお金をかけることも止めました。

車にしろ釣りにしろゴルフにしろ、トータルで見れば自転車以上にお金がかかる趣味です。
日本でも、もっともっとスポーツバイクの認知度、理解度が高まっていくといいですね。








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お休みのスキに、浅野さんのマドン7を激写。うっとり…









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大西さんのドマーネ6。グリーンが渋いです。











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三郷店のムードメーカー(!?)、大西さん。
いつもニコニコ、とってもいい味出していて、無口ながら時折繰り出すギャグも切れ味鋭し。
なぜか「師匠」と呼ばせて頂いてます(笑)。

お話がとっても面白い最年長・安田さんは、接客中で写真撮れず。今度カッコよく撮らせてくださいネ!











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ショップからの帰り道、江戸川CRにて。
すっかり日が短くなりました。








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by pcblue | 2013-09-11 10:16 | ショップ | Comments(4)

襲撃未遂事件 後編

一瞬、何が起こったのか理解出来ませんでした。

スロープを全力疾走でこちらに向かってくる二人組。

よく見ると、足のように太い腕。
二の腕に覗く刺青。
そして、手には棒のようなものを持っていました。


“ヤバい”


酔ってるな…。

直感的にそう感じました。

二人はただふざけているわけでもなく、かといって、どこか常軌を逸した目つきをしていました。

おそらくどこかで深夜まで酒を飲んでいて、河川敷でだべっていたら、そこに仮面ライダーのような格好をした僕が現れた…。

格好の餌食。

ヤバい…。

話して分かるようなヤツらじゃない。

そう察知した僕は、恥も外聞もなく、ヒラリときびすを返し、全力で漕ぎ出しました。

しかし悪い事に、そこはスロープ。
しかもUターンした僕の方も登り坂です。
今でこそ坂は大好きですが(笑)、その時はまだまだビギナー。
坂道でビンディングをはめるのにも慣れていません。
しかも焦っているので、右足はなんとかすぐにはまりましたが、左足がどうにもはまらないのです。



「待てコノヤロー! 逃げるな!」



すぐ後ろで怒号が響きました。
おそらく、もう手の届くところまで、その二人組は近付いていたはずです。




ガチャガチャと左足をやっていると、「バチン!」。どうにかビンディングがはまりました。



おそらく間一髪。

ビンディングがはまってしまえば、さすがにこちらはロードバイク。
人生を賭けた一世一代のスプリント(笑)で、一気に加速。


二人組の男のわめき声はしだいに遠ざかり、ついには聞こえなくなりました…。







それからは、後ろを振り返らずに必死でペダルを漕ぎ、気がつくと、まだ薄暗いうちに自宅へと戻っていました。どういう道を通って自宅まで戻ったのか、記憶がありません。


助かった!


玄関のドアを開けた時、一気に安堵が襲ってきて、その場にヘタりこんでしまいました。


シャワーを浴び、まだ寝ている子供達の寝顔を覗き込んだ時、思わず目頭が熱くなりました。




自分はいったい、何をやっていたんだろう…。




もしもあの時、あの二人組に捕まってボコボコにされていたら…
もしかしたら、もう二度とこの寝顔に会えなかったかもしれないのです。

逆に子供じみた反抗心であの二人に立ち向かっていたら…
まあどう考えてもボコボコにされたのは僕の方だろうけど、もしかしたらヘルメットと武器(自転車!?)が功を奏して一矢報いてしまい、警察のやっかいになって、自転車どころか全てを失っていたかもしれません。

深夜の都会のCRがどんなに危ないところか、冷静に考えれば分かっていたはずなのに…。

考えれば考えるほど、自分が取った…いや、取り続けていた行動に対して、とにかく腹が立ちました。



「自転車で家族や会社には絶対に迷惑は掛けない」



自転車を始めた時、そう誓ったじゃないか。
ロードバイクを手にした嬉しさで舞い上がり、一番大切なことをたった半年で忘れてしまっていたのか…。









この日の「襲撃未遂事件」を境に、僕は深夜ライドをきっぱり止めました。
そして、どんなに短時間になろうとも、必ず少しでも明るくなってからライドに出掛けるようにしたのです。それまでショップでも、深夜ライドのことを武勇伝のように自慢げに語っていたことを、すごく恥ずかしく思いました。

陽が昇りさえすれば、早朝のCRにはたくさんの人が犬の散歩やジョギングで出てきます。
例えば襲撃事件はなくても(笑)、具合が悪くなったり落車したりしても、必ず誰かが見ていてくれるのです。



あの時は今思い出しても身震いするほど怖かったですが、今では「あの二人」に感謝すらしています。あのまま無謀な深夜ライドを続けていたら、もっと大変な事件や事故を起こしていたかもしれない…いやきっと、絶対に何かやらかしていたと思います。



寝ないで夜に走ることを自慢したり、走った時間や距離を自慢したり、もうそういうことは止めよう。
たとえ30分のライドでも、楽しければそれでいいじゃん。
疲れたら休めばいいし、気分が乗らない日は行かなければいい。
誰のために乗っているわけではなく、自分が「楽しむ」ために乗っているのだから…。

そう考えるとすごく気持ちが楽になって、それまで以上に自転車のことが大好きになったのです。


深夜ライドは完全に止めて、平日のジテツウと、週末、短時間のライド。
そして、平日に休みが取れた時だけ、ちょい遠乗りやヒルクライム。

ガッツリ乗っている人から見れば何とももの足りない自転車生活に見えるかもしれませんが、今の自分はこれでいい。
それに、乗れない日でも、自転車のことを考えたり、ネットで調べたり雑誌を読んでいるだけでも楽しいし、家で置いてある自転車をいじったり眺めているだけでも、ライドと同じくらい楽しい(笑)。それでいいじゃないか、と。

いつかはもっと長い距離を走ってみたり、泊まりでライドに行ったり、イベントに出たり…なんてこともしてみたいけど、今それをやってしまえば、きっとどこかに無理が生じて、最悪は自転車から離れなければならなくなるはず。

だから、今はこれでいい。




こうして僕の「ゆるゆる自転車生活」は、真のスタートを切りました。

















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通勤途中、今朝の水元公園。
やっぱり自転車は明るい太陽の下がいいですね(反省)。








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by pcblue | 2013-09-10 09:58 | 自転車のこと | Comments(4)

襲撃未遂事件 前編

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それは、ロードバイク・マドン4.5を手に入れてから半年、去年の蒸し暑い6月の、ある夜のことでした。

いつものように夜中の2時に起き出してライドに出掛けた僕。
江戸川CRを北上して関宿城か、利根運河経由で利根川、手賀沼…というのが定番ルートだったのですが、なぜかこの日は気分が高揚していて、行ったことのないルートを走りたくなりました。

「そうだ、荒川CRに出てみよう」

江戸川CRと並んで、関東を代表するサイクリングロードが荒川CR。
しかしまだ僕は行ったことがなかったのです。

会社が足立区なので、ジテツウの要領で綾瀬に出て、わりとすんなりと荒川CRの左岸にIN出来ました。
もちろん辺りはまだ真っ暗。
しかし、走り慣れた通勤路だったせいもあり、特に何も考えもせずに鼻歌まじりのライドでした。

今考えれば、そんな時間に走ることだけでも非常識。
大人のやることではありません。
でもこの時僕は、悪い意味で完全に「調子に乗っていた」のです。

夜中のCRはけっこう怖いところ。
でも、この時の僕は怖い物なし(苦笑)。
真っ暗闇のCRをライトの明かりだけを頼りに爆走していました…。


さて、初の荒川CRに入ってみたものの、目的地はどうしよう…。
そう言えば、このまま南下すれば葛西臨海公園に着くってネットで見たことがあるな…。

葛西臨海公園と言えば、車では行ったことはあるものの、まだ自転車では未到達の地。
江戸川CRのシンボルと言えば、北の関宿城、南の葛西臨海公園。
なぜか興奮し、さらにご機嫌でペダルを回しました。



そして、「事件」は起こりました。



首都高を上に見上げながら荒川CRを走り、とあるスロープのようなところに差し掛かった時でした。
そのスロープを下っていると、30mくらい下に、街灯に照らされたふたつの人影が見えたのです。
時刻はまだ3時過ぎ。ジョギングやウォーキングの人影は見当たりません。

「あれ? こんな時間にこんな所で何してるんだろう?」

さらに近づいてみると、そのふたつの人影は男だと分かりました。
それも、かなり背が高くてガタイのいい若い男二人組でした。

そしてあろうことか、そのプロレスラーのような男二人は、こちらに向かって何かを喚きながら全力疾走で突進してきたのです。








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by pcblue | 2013-09-09 06:10 | 自転車のこと | Comments(2)

エスカレート

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初めてのロードバイク、マドン4.5を手に入れ、夢見心地だった僕。
頭の中は、まさにロードバイクのことでいっぱい。
辛い仕事も、マドン4.5やライドのことを考えれば乗り切れました。

自転車のことを考えているだけで幸せ。

まさかこの歳になって、これほど夢中になれる趣味と出会えるとは思いませんでした。

家にいても、暇されあれば玄関に置いてある自転車の前におすわり(笑)。
全然汚れてないのにフキフキしてはニンマリ…と、アブナイおじさん状態。
カミさんも呆れ顔でした…。

しかし当時はまだ子供達も3歳&2歳×2。
最高に手がかかる歳であり、まだまだ年中風邪状態。
なかなかライドの時間は取れませんでした。

それでももう、自転車に乗りたい気持ちを抑えることが出来ません。

ならば、どうするか。

平日の早朝、出勤前に走りに行くしかありません。

最初は5時くらいに起きて、出勤前に1時間くらいのライド。
場所はもちろん、江戸川CRです。

しかし…

しだいに、5時起床で1時間くらいのライドでは走り足りないのと、ライドの準備をしていると子供達が起きてくるように。「パパ行かないで〜!」と裸足で追いかけてきてしまったことも…。

ならば…と、起きる時間がどんどん早くなっていき、ついには2時、3時…と、朝というより夜中になってしまいました。

ロードバイクというのは、つくづく恐ろしい趣味です…。

睡眠時間を削ってでも走りたい…。
2時に起きるということは、ほとんど寝ずに…ということ。
もう若くはない歳。
だんだん疲れもたまり、ついには仕事にも支障が出るようになっていきました。

しかし、この時の僕は、もうほとんど病気にかかっているような状態。

最初に決めていた不文律、「自転車で家族や会社に迷惑をかけない」という誓いもすっかり忘れ、まるで取り憑かれたかのように、毎日のように「真夜中ライド」へと出掛けていったのです。


結局、そんな状態は冬の間も続き、実の凍るような寒さの中へも飛び出して行きました。
当然、カミさんも心配し、僕を諌めましたが、聞く耳を持たず…。

エスカレートしていく一方のロードバイクライフ。睡眠時間を削る夜の「無茶ライド」は、冬を越し、春を迎え、また暑くなり始めた梅雨の頃に起こった「ある事件」まで続くことになります…。







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by pcblue | 2013-09-08 03:50 | 自転車のこと | Comments(0)

マドン4.5初ライド

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それは、まるで空を飛んでいるかのようでした…。

…というのは大げさかもしれませんが、でもそのくらい、クロスバイクRSR4との差は歴然でした。











購入&納車翌日の日曜日、もちろん僕はマドン4.5の初ライドに出掛けました。
今から2年前。それは僕の人生を変えた記念日になりました。

ライド…といっても、この日は日曜日。家族サービスという重要な任務が待っています。
朝食の時間までには帰って来ないと、ロードバイクライフはいきなり暗礁に乗り上げてしまいかねません。

眠い目をこすって早起きし、準備に手間取りつつ、6時には家を出発。
家から3分の江戸川CRに乗り、北上します。
途中、利根運河を通って利根川CRに出て、適当に走ったところで引き返す…という30㎞ほどのルートで、その後の僕の一人朝練のコースにもなったルートでした。
利根運河の中間にある小さな公園のベンチで缶コーヒーを飲む…というのが、僕のささやかな楽しみなのです(笑)。


家を出ると、まずはビンディングに苦戦。
日曜日の早朝はウォーキングやジョギング、犬の散歩などで土手に向かう人が多く、けっこうなハイプレッシャー状態(笑)。「初めてじゃないもんね〜」とわけのわからないプライドを振りまきつつ、一生懸命涼しい顔を作ってビンディングをはめ、ペダルを漕ぎます。
江戸川CRに入るまでは、初めてのロードバイクを味わう余裕はありませんでした…。


そしてCRにINして速度を上げた時、めくるめく感動が待っていたのです。


その乗り心地を一言で表せば、「フワフワ」。
まるで、カーペットの上を走っているかのようでした。
凸凹を通過した時のRSR4が「ガタガタッ!」ならば、マドン4.5は「ストンストン」という感じ。
振動はあるんですが、その角は丸く、腰や背中、そして手のひらへの衝撃の違いは歴然でした。

そして、とにかく軽快!

冗談抜きで、このまま空を飛んでしまうのではないか…と錯覚してしまうほど、異次元の乗り物に感じられたのです。

これがカーボンか。がんばってカーボンにしてよかった…。

かなり贅沢な買い物になったけど、後悔はありませんでした。


漕いだら漕いだだけ進むビンディングの感触も想像以上。
フラットペダルからは想像も出来ない推進力です。

ビンディングはシューズとペダルが固定されてしまうので怖そうですが、実は逆。
一度慣れてしまうと、フラットペダルの方がペダルの上で足が定まらずにズリ落ちそうで怖くなります。これは意外でした。

そして何より、憧れのドロップハンドル!
RSR4の時に繰り返したイメトレもバッチリ(笑)。
最初だけは多少フラつきましたが、思った以上にあっけなく乗りこなせました。
下ハンなんかも試してみたりして、もう完全におのぼりさんです(もちろん精一杯の涼しい顔で/笑)。

さらに嬉しかったのは、すれ違うローディのみなさんが声を掛けてくれること!
ああ、自分も仲間になったんだ…認めてもらえてるんだ…と、妙にジーンとしてしまったことをよく覚えています。

片道15㎞は、まさにあっという間。
利根川CRの常磐道下で折り返し、2時間足らずで家に帰って来てしまいました。
これなら100㎞だって余裕かも…。
貧脚を棚に上げてそう感じてしまうほど、嬉しさと感動に包まれた初ライドでした。





ルイガノRSR4は、ジテツウ&ちょい乗り用として手元に残しました。
そして今でも頑張ってくれています。

図らずもルイガノRSR4を手にしてから僅か半年足らずでロードバイクを手に入れ、2台体制となった自転車生活。それまでは、まさか自分がこんなに自転車にはまってしまうなんて想像も出来なかったわけで、人生、どこでどうなるか、本当に分からないものです。


こうしてマドン4.5とともにスタートした僕のロードバイクライフ。
僅かな時間を作っては江戸川CRを起点に50㎞程度の平地ライド…の繰り返しが続きますが、もうただ走っているだけで楽しい…という、軽い病気のような状態(笑)。
主なライドは、日曜日の早朝、たま〜に平日の昼間…という感じで、それは今も変わらないのですが、抑えようもないロードバイク熱は大爆発。そしてその後、一気にエスカレートしていったのです…。













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by pcblue | 2013-09-07 03:32 | 自転車のこと | Comments(0)

ロードバイクライフスタート 〜マドン4.5購入即お持ち帰り!?〜

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バイクプラス大宮店を訪れてから約1カ月。
その1カ月は、とにかく長〜く感じられました。

浅野さんのアドバイスを受けて、心はアルミからカーボンモデルへ。
初心者がカーボンなんて分不相応なんじゃないか…という想いもあったにはあったのですが、趣味だからこそいいんじゃないか…という想いの方が勝りました。

当然、予算もアップすることになり、その1カ月はとにかくヘソクリ貯金につとめ、また、使っていないカメラ機材なども売り払い、金策に奔走。ギリギリではありましたが、何とかカーボンモデルに届きそうな感じになっていました。

そうこうしているうちに9月になり、トレックの2012年モデルが発表。

さて、ずっと気になっていたのが「色」でした。

「プロジェクト・ワン」という、マドン6シリーズ以上で可能なオーダーシステムであれば自由にバイクのカラーリングを指定出来ますが、当然、予算上却下(苦笑)。5シリーズ以下では、メーカー側が設定したカラーリングになってしまいます。

予算的に5シリーズも無理で、狙うはマドン3シリーズ、4シリーズでした。


そして…カーボンモデルで最も安いマドン3シリーズは、ホワイト&ブルーを採用!


しかし、あの「placid blue」ではなく、かなり濃いめのブルーで、ちょっとガッカリ…。

そしてマドン4シリーズは、105メインの4.5がホワイト&グレー(プラチナム)で、アルテグラメインの4.7が、ホワイト&レッド。

レッドは個人的に「無い」ので、消去法で残ったのがマドン4.5でした。
「placid blue」ではなかったですが、ホワイトは次に好きな色。ちょい地味かなとも思いましたが、シンプルですっきりとした印象で、毎日パソコンで見ていたらどんどん好きになっていきました。



「placid blueは、いつかプロジェクト・ワンを購入することが出来たら、その時までとっておこう。よし決めた。マドン4.5を買うぞ」



そしてついに、待ちに待ったその日が。
忘れもしない、9月17日は土曜日。
午前中は仕事をこなし、午後は空き時間の予定。
仕事が終わったその足で、オープン当日の「バイクプラス三郷店」に向かったのでした。


お店に到着すると、オープン当日ということもあって、大勢のお客さんで店内は大にぎわい。
多摩店、大宮店、港北店からも応援のスタッフが駆けつけていて、もうてんわやんわの状態で、バイクも続々と売れていきます。思わず目当てのマドン4.5があるのかどうか、不安が過ります。

「あった!」

店内に入ると、ホワイト&グレーのシンプルなカラーリングがすぐに目に飛び込んできました。

そして、我に帰って浅野さんを探します。

いない…。

思い切って店員さんに「浅野さんという方はいますか? 大宮店で声を掛けてもらった者なのですが…」と声をかけると、奥の作業スペースから浅野さんを呼んできてくれました。

1カ月ぶりの再会です。
浅野さんも僕のことを覚えていてくれたらしく、すごく喜んでくれました。

「悩んだ末、アルミではなくカーボンにします。マドン4.5、買いに来ました!」

しかし若い浅野さんは冷静です(笑)。

「まずはフィッティングをしてきっちりサイズを選んでいきましょう」

股下を計ってもらい、ローラー台に据えられたロードバイクにまたがって、いろいろ計測していきます。実はこの時初めてロードバイクにまたがり、もう大興奮。テンションはMAXです。

「pcblueさんの場合、56サイズと58サイズの中間くらいで、どちらでも大丈夫な感じですね。マドン4.5の56サイズなら在庫がありますので、少しお時間は頂きますが、今日、お持ち帰りになれます。58サイズだと取り寄せになりますので来週ですね。どうされますか?」

答えはもう決まっています。

「56でお願いします。今日、持って帰ります!」

即答です(笑)。

そして目の前にやってきた56サイズのマドン4.5。
これが初のマイロードバイクかと思うと、感激もひとしおでした。

ヘルメット、グローブはすでに持っていたので、ウェア、シューズ、ペダル、パンク修理キット一式、キーロック、ライト…等の装備品をひととおり見繕ってもらい、金額的にもなんとか予算内に収まって、ホっと一安心。

ペダルですが、浅野さんと相談の結果、思い切っていきなりSPD-SLにいくことにしました。
なぜかこの日は強気でした(笑)。でも、結果的にはこれでよかったと思っています。

STIレバーの操作方法、さらにパンク修理の方法やトリム調整、そしてビンディングのはめ方や外し方等をひととおりレクチャーしてもらい、いそいそとマドン4.5を車に積み込み、最上店長にも見送られてお店を出ました。

ついに買ってしまった…。
しかも、今日、お持ち帰り。
明日は晴れ。ライドにいける!

あまりの嬉しさに、車を運転しながらも無意識に何度もニヤニヤしてしまいました。

とにもかくにも、こうして僕のロードバイクライフはスタートしたのです。









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マドン4.5、現在の姿。いろいろ変わってますが、そのへんはおいおい…








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by pcblue | 2013-09-06 03:50 | 自転車のこと | Comments(5)

いざロードバイク購入!…のはずが!?

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トレックのバイクを買うと心に決め、ショップやだいたいの車種も目星をつけ…
たまたま仕事で大宮方面に行った帰り、ついに「決行」することにしました。

2年前の8月、連日ゲリラ豪雨が関東地方を襲っていた、蒸し暑い日でした。

予定通り昼頃には外回りの仕事が終わり、向かったのは「バイクプラス大宮店」さん。
トレックのコンセプトストアで、他に多摩店、港北店がある…という程度の予備知識でした。
家からは遠いんですが、たまたま出張先の近くだったことと、HPを見た時、なんとなく自分みたいな初心者でも入りやすそうな雰囲気だなと感じたのです。

それでも緊張しつつオシャレな店内に入り、しばらくはその気のないふりをして小物なんかを見ていたのですが、そんな僕に明るく声をかけて下さったのが、今でも大変お世話になっている店員の浅野想一さんでした。

浅野さんは見るからに若く、純で若者らしいエネルギーに溢れていて、さりとて押しつけがましい雰囲気もなく、なんとなく波長が合って最初から会話も弾みました。そして、春にクロスバイクを購入して自転車にハマり、早くもロードバイク購入を本気で考えていること、あわよくば今日購入してもいいこと…などを話しました。

すると浅野さんは、どのような種類があって、単に価格が安いのがアルミで高いのがカーボン…というのではなく、乗り方によって合う種類やグレードがあること、ビンディングペダルのこと、本体以外に用意するものやかかる費用等、まずはロードバイクについて現物を前に実に丁寧に説明してくれました。

ネットでかじった知識はあったものの、やはりお店で実際に現物を前にしての説明は本当に為になり、ますますロードバイク購入の決意は固いものとなりました。

そして、購入を考えていたトレック2シリーズも、そこにありました。

しかし浅野さんは、「pcblueさんの乗り方や環境なら、アルミバイクよりも、もう少し頑張ってカーボンのエントリーモデルを検討してもいいと思いますよ」とアドバイスしてくれたのです。

価格の安さだけでなく、反応の良さもアルミの特徴。ただ、休日にファンライドを楽しむなら、振動吸収性に優れたカーボンの方が快適ですよ、と。しかもエントリー〜ミドルグレードのカーボンモデルは、上位機種よりは重いものの軟らかめのカーボンで出来ているので、まずは体に負担をかけずにのんびり楽しむならば最適なのでは、とのことでした。

さらに浅野さんは、僕の住んでいる場所を聞くと…

「来月9月に、バイクプラス三郷店がオープンします。そちらの方がここよりもpcblueさんの自宅から近いので、そちらで購入された方がのちのちいいと思いますし、ちょうどその頃には2012年モデルが登場します。それまであと1カ月ありますから、どうしてもカラーリング等で2011年モデルがいいというなら話は別ですが、そうでなければ、ぜひ2012年のカーボンモデルも検討してみてはどうでしょうか。2012年モデルは、ちょうどエントリーグレードのカーボンモデルがさらに充実する予定ですから。そして…実は僕も、三郷店への移動が決まっているんですよ」


この言葉に運命的なものを感じ、僕の心は決まりました。


トレックは毎年9月に新モデルの発表があることを、この時初めて知りました。
つまりこの日、大宮店に並んでいた自転車達は、もうすぐ「型遅れ」となるモデルだったわけです。
僕はこの時、買う気マンマンオーラを全身から発していたので、新モデルのことは触れずにもうすぐ型遅れになるトレック2を売りつけることも十分に可能だったでしょう。どうみても初心者で、「いちげんさん」である僕です。見ようによっては「飛んで火にいる…」状態のはず。もうすぐ旧モデルになる1台を在庫処分する最大のチャンスです(笑)。でも浅野さんは、僕の話をじっくり聞いてくれて、あえて今日は焦って購入しない方がいいですよと、トレック2を僕にセールスすることはしなかったのです。


「この人から買いたいな。それも、来月にオープンする新しいお店で!」


話をしているうちに、僕はそう感じるようになっていました。

結局この日は自転車を購入することはなく、さらにじっくりと浅野さんからいろいろなお話を聞いて、お礼代わりにまだ持っていなかったグローブを購入してお店を出ました。


バイクプラス三郷店のオープンは、翌月の9月17日。
どうせなら、開店記念日当日に浅野さんから購入しよう。

ネットでトレックの2012年モデルの情報をチェックしつつ、指折り数えてこの日を待ちました。







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by pcblue | 2013-09-05 01:37 | 自転車のこと | Comments(10)

ロードバイク購入決意 〜アンカーからトレックへ〜

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「関宿城事件」以来、自分の中では「絶対にロードバイクを買う!」という決意が出来上がっていました。
そこで、日々ネットでお勉強。
まだトレックもピナレロもスペシャライズドも、何も知らない状態。

絶対にロードバイクを買おうと決めた時、すぐに頭に浮かんだのは、あのメーカーのことでした。

ブリヂストン。

他に知らなかった…というだけではなく、子供の頃の原体験から「いい自転車=ブリヂストン」という図式が無意識のうちに出来上がっていたのです。

ブリヂストンのHPを見ると、スポーツ系のシリーズは「アンカー」といい、カッコいい自転車達がズラリと画面上に広がりました。

ふむふむ。予算的にこれは…と上から消去していくと(笑)、あるグレードの自転車が目にとまりました。



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「RFA」というグレードで、比較的低価格なアルミバイクながら振動吸収性も良く、初心者にもOK。そして何より、なんとなくデザインがツボにハマり、大好きな青系のカラーもある…と、たぶん以下のバイクとの出会いが無ければ、これを買っていたことでしょう。

その「以下のバイク」とは…



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トレックというメーカーの、マドン5.9、2011年モデルです。
パソコン上でのこのバイクとの出会いが、僕にとっては「運命」の始まりでした。

「なんてカッコよくて、そして綺麗なデザインのバイクなんだろう…」

見た瞬間、心を奪われていました。
正直、すでに購入を決めていた感さえあったアンカーのことが、頭から吹き飛んでしまったのです(もちろん今でもアンカーは素晴らしいバイクだと思っています)。

悩ましいほど美しいフレームのデザイン。
そして何より僕の心を奪ったのは「色」でした。

ホワイトを基調に、派手すぎず、スカイブルーのような子供っぽさもなく、とても上品で存在感のあるメタリックブルー。
「placid blue(プラシッドブルー)」という名前のこの「色」に惚れてしまったのです。
この時点では「トレック」のことも「マドン」のことも、何も知りません。
とにかくこの色。このブルーに、完全に心をわしづかみにされてしまったのです。

placid blue=穏やかなブルー。
いい名前だな。
その意味合いも、なぜか心地よく響きました。
そうです、僕のハンドルネームにしたほど、大好きな色なのです(笑)。



しかし、このマドン5.9の色に見とれた後、その視線を下に移動すると、そこには、とんでもない額のプライスタグが…(爆)。

2年前の当時、それは僕にとっては完全に現実離れした額でした。完全に麻痺した今なら、このフレームにデュラ&アルテのミックスなら理解出来る値段ですが(笑)。

しかし、このマドン5.9をきっかけにトレックというメーカーのことを調べるうち、
「トレックのロードバイクが欲しい」と思うようになります。

そして現実的な線として…


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これかな、と。



placid blueではないけど、好きな青も使われているし、価格的にも手が届きそうだな、と…。




そして、もう妄想が爆発寸前のパンパンに膨らんだ2年前の8月、僕はヘソクリを握りしめてとある自転車店へと入っていったのでした。





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by pcblue | 2013-09-04 01:44 | 自転車のこと | Comments(0)

関宿城事件 〜そしてロードバイクへ〜

我が家には子供が3人います。
全部女の子で、現在、長女5歳、次女&三女4歳。
つまり、「年子で双子」というやつです。

ウチにはジジババもいなく、三つ子状態の子育ては壮絶を極めました。
さらに夫婦共働きのため、全員保育園です。

何が大変だったかと言えば、子供達の風邪。
保育園というところは、熱が37.5℃以上あると「お迎えに来て下さい」と仕事中でも携帯に電話がかかってきてしまいます。カミさんは仕事中は携帯を持てない仕事なので、その役目はもっぱら自分。
何度仕事を中断して保育園に急行したことか…。
今考えたら、よく会社をクビにならなかったと思います。理解があったんでしょう。
そして、一人が風邪を引くと、必ず次女、三女にも連鎖。
なんだかんだんで1カ月はまともに仕事が出来ない状況が続いてしまいます。
さらに、子供というのは本当によく風邪を引くもので(それで強くなるのですが)、冬だけでなく、真夏だろうがなんだろうが、コンスタントに熱を出してくれるのです。
時にはこじらせて肺炎になって入院…なんてこともありました。

そんな状況下、自分の趣味を楽しむなんてことは夢のまた夢。
なのに、そんな状況下で自転車にハマってしまったのです(苦笑)。

カミさんは何も言いませんでしたが、この時僕が心に決めたのは、「自転車で絶対に家族や会社には迷惑をかけない」ということ。この不文律は、今でも絶対に犯さないように心がけています。

ライドの時、カミさんと喧嘩して家を出ても、ちっとも楽しくありません。
かわいい子供達が具合が悪いのに、自転車を楽しめるわけがありません。
また、無理なロングライドやヒルクライムで自分が体調を崩してしまったり落車してケガなどしてしまったら、家族に多大な迷惑を掛け、仕事もストップし、おそらく自転車LIFEはそこで「ジ・エンド」となってしまうでしょう。

出来れば、「いってらっしゃい」と言われて家を出たいし、いつかは子供達にも応援してもらいたい。

だから、絶対に無理はしない。

それが最初に決めた、僕の自転車に対するスタンスでした。




閑話休題。

さて、唯一、大手を振って自転車に乗れるのは、会社への通勤時のみ。
週末は保育園が休みのため、自転車で出掛けるどころではなく、通勤以外で乗れるのは偶発的に平日に休みが取れた時で、しかも子供達も絶対に熱を出さないであろう…という日だけでした。

絶対に無理はしない…と決めたものの、やはり思うように乗れないほど日に日に募る自転車への想い。そして…

クロスバイクからロードバイクへ。

思わぬ形でクロスバイクRSR4を手に入れた僕も、まさにありがちな過程を経て自転車道まっしぐら…となったわけですが、それはある強風の日の小さな事件によって決定的になりました。


ある初夏の平日。
久しぶりに休みが取れ、子供達も元気に保育園。
貴重な、日中に自転車に乗れるチャンスでした。

「よし、あそこに行ってみるか」

ネットで仕入れた情報。
自宅から江戸川CRを40㎞ほど北上したところにある「関宿城」というところがあり、どうやらそこは自転車乗りのシンボル的なところらしい…。

気が付くと、江戸川CRを北上していました(笑)。

初めてのロングライド(でもないんですけど)。
すごく高揚していました。

しかし、すぐにその気持ちはヘシ折られることになります。

なぜかこの日は、強烈な北風!

ペダルを漕げども漕げども、自転車はまったく進みません。
片道40㎞、往復80㎞。
今思えばなんてことない距離なんですが、その時は通勤の13㎞がせいぜいだったので、途方も無く遠く感じたのです。

さらに、僕の心を折るに十分な出来事が…

すごい向かい風(そう感じられた)の中、何台も何台もロードバイクに抜かれるのです。
派手なウェアを着たドロップハンドルのロードバイカー達が、とにかく眩しく映りました。

「もしかしたら、自分もロードバイクを手に入れればああいう風に走れるかもしれない!」

実際は脚力の問題が大きいんでしょうが、その時は、そう思えて仕方ありませんでした。

結局、この日は目的地の関宿城に辿り着くことが出来ずに、颯爽と向かい風を切り裂いて走り去るローディ達を見送りながら無念のUターン。失意のまま、追い風に乗って帰宅しました。




この小さな「事件」をきっかけに、ロードバイク購入への想いは一気に加速していったのです。











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by pcblue | 2013-09-03 08:54 | 自転車のこと | Comments(2)

きっかけは…

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すっかり自転車とは無縁の生活を送っていた僕が、なぜ今、自転車なしでは生きられないほどになってしまったのか。

それは、2年前のあの出来事がきっかけでした。

正直、このことは書こうか書くまいか迷いました。
今でもまだ、自転車どころではない人たちがたくさんいる。
そのことを想えば…。

ただ、自転車ブログを始めようと決めた時から、絶対に嘘やごまかしはやめようと心に決めていました。なので、事実は事実として正直に記しておこうと思います。




未曾有の被害をもたらした、あの東日本大震災。
それが、僕が自転車を始めたきっかけになりました。

それまで僕は、会社まで車通勤をしていました。
自宅から駅、そして駅から会社までが遠いこともあって、当たり前のように毎朝30分の車通勤を続けていたのです。ただ、ガソリン代もどんどん高騰し、何か違うなと思いつつ、月の半分以上が車での直帰現場仕事ということもあって、毎朝ガソリンをまき散らしながら江戸川を越えて都内へと通勤していたのです。

そんな折、あの大災害が起こりました。

ご存知かもしれませんが、関東では、あの日以降、街から食べ物や生活用品が消え、そしてガソリンスタンドからガソリンが消えました。
僅かにガソリンがあるスタンドには、毎日、長蛇の列。そんな状況がしばらく続いたのです。

それでも、仕事はしなくちゃいけない。会社には行かなくてはなりません。

バス&電車…という手段も、確かにあります。
ただ、やっぱり時間が掛かりすぎる。


「だったら自転車で行ってみたら?」


このカミさんの一言が、全ての始まりでした。

「じょうだんよせよ」

この時、僕はきわめて冷静にこう返したのを覚えています。
車通勤にどっぷり浸かっていたせいもあり、車で30分もの距離を自転車で、しかも毎日通うなど、はっきり言って「想像もできない」冗談にしか聞こえなかったのです。
家から会社までの距離は、約13㎞。
今思えば、なんてことない距離なんですけど、その時は途方もなく遠く感じられました。

しかし、我が家の決定権はカミさんにあります。

僕自身も、どうしても会社に行かなくてはならないこともあり、気が付けば近所の自転車量販店に連行されていました。

震災の影響もあり、自転車店はお客さんで大混雑。
やはり僕と同じように通勤で自転車を利用する人が多いのか、スポーツ自転車、とりわけクロスバイクのコーナーは黒山の人だかりです。

「ほら、早く決めないと売れきれちゃうわよ!」

カミさんにせかされ、急いで僕が選んだ自転車は…
上段に飾ってあった、ルイガノRSR4というクロスバイクでした。
この自転車を選んだ理由は…
特になし(笑)。
強いて言えば、色。
青が好きだったので、売れ残っていた青い自転車がこれしかなかったのです。
また僕は身長が183㎝とデカいので、大きいサイズゆえに売れ残っていたのです。

店内で5mほど試走しただけで、その「ツー」と滑るような軽い走行感に戦慄さえ覚えました。
これ、ちゃんと乗りこなせるんだろうか、と。




そして初めての通勤日。
この時点では、まだ嫌々。
どうせ長くは続かないだろう、なんせ遠すぎるよ…なんて思いつつ、覚悟を決めて家を出ました。


風を切る音。
タイヤと地面がこすれる音。
ブレーキの感触。
ギアの感触…。

全てが新鮮でした。


「おお。これはいいかも!?」

この時、僕はあの時のことを思い出していました。
そう、子供の頃、初めて自転車を買ってもらったあの嬉しかった時のことを!

渋滞がないため、会社までは40分で着いてしまいました。
なんだ、意外と近いじゃん。
それに、なんたって気持ちいい!

家から会社まで、江戸川サイクリングロードや水元公園を通れることも、ラッキーでした。
今まで感じたことのない…いや、子供の頃に感じていた、草や土、そして風の匂い…。

気が付くと、僕は自転車の虜になってしまっていたのです。


思わぬきっかけで再開した、僕と自転車の蜜月。

それからは、毎日の通勤はもちろん、すぐに12㎞足らずでは物足りなくなり、朝早く出て遠回りしたり、帰りも家を通り過ぎてCRを爆走したり…。すぐにヘルメットも買い求め、休日の時間が空いた時にも繰り出すようになっていきます。




わけもわからず購入したルイガノRSR4。
実はこのバイク、クロスバイクとはいっても、ほぼ「フルアルミのフラットバーロード」といった仕立て。タイヤも最初から25Cで、かなり軽快。その分、お尻もけっこう痛かったんですけど、その後にロードバイクへと移行したくなる「罠」がばっちりと仕掛けられた自転車でした(笑)。
このバイクで初めて江戸川CRを走った時の感触は、おそらく、一生忘れることが出来ないでしょう。




そして自転車のことをもっと知りたいと思うようになると、当然、「ロードバイク」の存在を知るようになっていくわけです…。











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今でも通勤で頑張ってくれているルイガノRSR4。
なにげにホイールもエアロ効果を狙ったのか見た目を狙ったのか(たぶん後者)ディープリムっぽい。
もちろんアルミなので、激重!(笑)
でも慣性全開なので、一度スピードに乗ると意外に楽だったりします。





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by pcblue | 2013-09-02 08:38 | 自転車のこと | Comments(0)