走れ、仲間たちのもとへ! その4  〜エピローグ〜

満足してトゥリーを出た後は…






フルーツラインを南下し、「辻」交差点を右折してーーーーーーーーーー、






本日最後のお楽しみ(⁉︎)、裏不動のヒルクライムへと向かいます。



















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裏不動の入り口までご案内して、ここでお三方とはお別れすることに。






本当はデポ地の総合体育館までご一緒したかったのですが、自走復路を余裕を持って走りたい、ということで…















「いや〜、あの『2016事件』は強烈でしたね〜」



「今度はT.Aさんともご一緒出来るといいですね〜」



「今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました!」
















みなさんと一言二言交わして…
















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【裏不動を前にうなだれるごば蔵さん(もちろんポーズですよ〜/笑)。大丈夫。裏不動さえクリアすれば、あとはビューンと下ってデポ地ですから!】















みなさんに見送られながら裏不動に入ると、跳ねるようにダンシング!


やっぱりみんなと走れた嬉しさで、最後はテンション上がって思いっきりオーバーペース。終盤は見事に太腿がピキっとなっちゃいました(苦笑)。


















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汗だくでワイルドな裏不動を登り、表不動を下り終えた時点で、14時ちょうど。



あと70㎞、マイペースで帰りましょう。















しっかり道を覚える意味でも、帰りも行きと同じルートをトレースすることに。



吹き始めていた南風と闘いながら、楽しかった思い出をエネルギー源にペダルを回しました。















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【筑波といえば芝生、ですよね】


















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【あっ、行きに寄ったローソンだ】



















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【小貝川でどら焼き休憩。疲れた体に甘いものが染み渡ります】
















今日のところは、補給に関してはまずまず成功。


ライドの前半はパンやご飯類とかしっかりしたものを食べて、疲れてくる後半は甘い物や、コーラやコーヒーなどのカフェイン系で元気を出して…というのが、なんだかいい感じみたいです。
















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【国道294号を越えてすぐの自販機で赤コーラ休憩】















県道3号まで戻って来れば、もうかなり帰ってきた感覚。


















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【菅生沼近くからの田園風景】

















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【芽吹大橋】
















利根川に入って向かい風に抗っていると、またもや太腿がピキピキ(苦笑)。


あと少し、もう少し。


軽いギヤにシフトダウンして、くるくる回して…







どんなに辛くても、遅くても、前に進んでいれさえすれば必ずいつかは目的地にたどり着く、この感覚。

徐々に頭の中の雑念が消えていって、真っ白になるような独特の感覚。







やっぱり自転車っていいなぁ…。



















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なんとか利根川CRをクリアして、福田第一小ルートで利根運河へ。















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【補給の締めは、やっぱり運河水辺公園のチチヤスで決まり! ホっとするなぁ〜(笑)】
















この時点で16時45分。


思ったよりは早く帰ってこれたかな。










バックポケットに残っていたカロリーメイトと一緒にグイっとチチヤスを飲み干して…

















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【江戸川CR。うん、ものすごくホッとする(笑)】
















楽しかった今日の出来事を振り返りながら、夕方の江戸川CRを走ります。


相変わらず向かい風だけど、そんな風もまた心地よく、脚も不思議とまた軽やかに回るようになっていました。


















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「走れ、仲間たちのもとへ!」



























ちょっと仰々しいかとも思いましたが、今回の記事に付けたタイトルです。



















以前、こんなことがありました。















お世話になっているショップで、開店一周年記念ライドというのが江戸川で開催された時のこと。














僕、謙遜でもなんでもなく、本当に遅かったんですよね。














例によって最後尾をノロノロと走っていたのですが、実は僕の後ろにもう一人、ずっと後ろを走っていたある一人のライダーがいました。



その方は「いかにも」な感じのライダーで、愛車マドンもいかにも普段走り込んでいるような、いい感じで使い込まれている雰囲気があったのをよく覚えています。

ウェアやシューズにしても、やはりしっかりと使い込まれている感じでした。




そして何より、走っている姿全身から溢れる「走れる人」の雰囲気!




僕よりは少し年上な感じに見えたその方は、常に最後尾を走って僕たちのような遅い参加者のサポートをしてくださっていたのです。


もちろんみんな初対面ですし、面識はないのですが、その方は要所要所で「大丈夫ですか〜」とか、「焦らず楽しみましょう〜」などとさりげなく声をかけてくださるのです。










その時、僕は心の底からこう思いました。













「ああ、カッコいいな。こういう自転車乗りになりたい…!」












どんどん前方にアタックしていく方たちをカッコいいとは思えなかったのですが、不思議と最後尾をゆっくりと走るその方が、僕の目には最高にカッコよく映りました。



そしてライド後にショップスタッフの方から、「ええ、あの方はベテランライダーで、すごく走られる方なんですよ」と聞き、合点がいきました。そしてますます、「ああいうふうな自転車乗りになりたいなぁ」と思ったのです。


そして僕はどうしてもその方にお礼が言いたくて、帰りがけに「今日はありがとうございました」と言いにいきました。するととても恐縮されて、「いえいえ、こちらこそありがとうございました。一緒に走れて楽しかったですよ」とサラリ。それがまたカッコよくて…








その方とはそれっきりになってしまったのですが、その後もずっと「憧れのライダー」として、僕の心の片隅にはずっとその方の姿があります。










「強い」、「速い」…とてもいいと思います。


自転車をスポーツとして捉えた時、それは魅力の一部だと思いますし、僕も実際、ツールを見たりしてプロ選手たちの「強い」、「速い」を楽しんでいます。



でもだからといって、仲間と走りに行って自分だけぶっちぎろう…とは思いません。


だいたい、一緒に走りに行っているのに、離れて走っても意味がないですからね。


もしもそんな気分なら、ひとりで走りに行きます。








みんなで走る楽しさって、速く走ることでも競うことでもなく、「一緒に走ること」。


当たり前ですけど、僕はそう思います。








偉そうに、スミマセン。









今回、特にごば蔵さんは、僕に後ろをチョロチョロ走られて煩わしかったかもしれませんが、まあ僕自身も自走で来ていてけっこうキツかったですし(苦笑)、ただただ一緒に走りたかったんです。







だって、「一緒に走るため」に頑張って筑波まで飛ばしてきたんですから!













「走れ、仲間たちのもとへ!」












仲間たちが待つ場所に向かって走っている時のあの感覚は、僕にとって何物にも代えがたい貴重な経験となりました。


もちろん合流した後も最高に楽しかったんですが、霧のサイクリングロードを疾走している時、どうしてもニヤニヤが止まらなかったんです。







嬉しくて、嬉しくて…。












「走れ、仲間たちのもとへ!」











そして帰りは…









「走れ、家族のもとへ!」(笑)










待っている人がいる…という幸せを強く感じさせてくれるのが、他でもない「自転車」。

速く走る必要なんてない。

無理をせずに安全に、必ず「辿り着く」。






今回のタイトルには、そんな意味もそっと込めてみました…。



















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徐々に自宅が近づくと、ライドの終わり特有の、なんともいえない充実感と、ちょっとした寂しさが襲ってきます。











この分だと200㎞には少し足りない感じだけど、帳尻合わせの遠回りは止めておきましょう。


縦走路を完走しての200㎞越えは、「次」の楽しみとしてとっておきたいですからね…。
















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「パパ、日曜日なのに自転車のお仕事お疲れ様でした〜」











その言葉に少しだけ胸を痛めつつ(苦笑)、pcblue号のサドルバッグから例のものを取り出し、大事な忘れ物を手渡したのでした。



〈完〉









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by pcblue | 2016-06-01 08:45 | ヒルクライム | Comments(12)
Commented by D.S.D at 2016-06-01 12:48 x
Pcblueさんこんにちは、筑波ライド本当にお疲れ様でした。
Pcblueさんの言う憧れのローディーの方とても共感出来ます。自分も先日のしまなみライドの時に遅れているグループの最後尾にわざと周ったりしました。
やっぱり皆と一緒に走る方が楽しいので前を走ってどんどん引き離すのは何か違うなと思ったからです。
日曜日の朝練の後、最初は一人で多摩川方面に走りに行こうかと考えていたんですが、皆と一緒にお店まで走る方を選びました。
やっぱり皆と走った方が楽しいに決まってるからです♪
だからpcblueさんの気持ちが凄くわかります♪
Commented by pcblue at 2016-06-01 20:14
♪D.S.Dさん♪
こんばんは!
すごくカッコよかったんですよ〜、その方。なんかもうですね、オーラが出てたっていいますか…。
D.S.Dさんも、「一緒に走る」ことの楽しさをお分かりなんですね♪ なんだかすごく嬉しいです。
Commented by りょうたパパ at 2016-06-01 23:54 x
pcblueさん、こんばんは!
皆で一緒に走る楽しさ、いいですよね。
自分はロードバイク初心者なので、なかなか皆さんのペースに合わせるのは難しい場面もあります。
特に峠はまだまだ自分のペースを優先することに精一杯で、周りを見る余裕はありません。今回の筑波はpcblueさんが、後ろから皆を見守ってくれている安心感がありました。
そしてminozouさんやごば蔵さんにペースを作ってもらったのも大きかったと思います。皆さんの前になり、後ろになりするタイミングは凄く勉強になりました。
なので前回は「キッツ〜!」だった峠が今回は「あれ?もう着いた!」となることも何度かありました。
もちろん前回のpcblueさんとの筑波ライドの経験が大きかったと思います。皆で苦しさも楽しさも共有したから、お山のてっぺんではあんなに清々しいのかもしれません。
あれを是非また皆さんと味わいたいです!
そして自分もいつか1番後ろから仲間に声をかけられるくらいになりたいです。
Commented by T.A at 2016-06-02 07:55 x
そうそう!筑波といえば芝生です。
それから『みんなで走る楽しさって、速く走ることでも競うことでもなく、「一緒に走ること」』。これも同感です。
さらに『待っている人がいる…』、『無理をせずに安全に、必ず「辿り着く」』。
全てを言い尽くしていただきました。今後ともよろしくお願いします。
Commented by ごば蔵 at 2016-06-02 09:28 x
お早う御座います!
ようやく筋肉痛が納まりました(笑
煩わしいなんてとんでもないです。
どんくさいので申し訳ない反面、ケツ持ってもらってる安心感がありました。
いやぁ~
一人じゃないってすんぱらしい~♪♪(爆
Commented by pcblue at 2016-06-02 20:31
♪りょうたパパさん♪
こんばんは!
いえいえ、最初から速く走れる人はいないと思いますし、クロスで自転車には慣れていたとはいえ、ロード2カ月であそこまで走れればもうOKOKですよ! 自分が2カ月の頃を振り返ると、そりゃもうヒドかったですから(苦笑)。
基本はやっぱり「楽しむ」ということですよね。そして、その楽しさを複数で共有するとまた、二倍にも三倍にもなるってことなんですねぇ。でもそれを僕に味わせて下さったのは、他ならぬりょうたパパさんの「小さな勇気」なんですよ!
Commented by pcblue at 2016-06-02 20:33
♪T.Aさん♪
こんばんは!
「強い」のに、それをひけらかさずに一緒に楽しく走る喜びを教えて下さったのは、T.Aさんですから。いろいろ偉そうなこと書いちゃって恐縮です。でも、同感して頂けて、とても嬉しいです。
早くまたご一緒したいですね〜♪
Commented by pcblue at 2016-06-02 20:36
♪ごば蔵さん♪
こんばんは!
筋肉痛、収まりましたか!(笑)
一緒にお山の中を走れて、とても楽しかったなぁ〜。いつも以上にゆっくりじっくり山を味わえたような気がします。僕もヒルクライムの時はものすんごくゆっくりですから。。。
ほんと、「すんぱらしい〜」…ですよね! 今後ともひとつ、宜しくお願い致します。
Commented by minozou2 at 2016-06-02 20:58
pcblueさん、こんばんは。
朝錬を数回ご一緒出来ることがあれば十分だと思ってました。まさか年内に縦走路をご一緒出来るとは…信じられない事ですした。
そしてブログの内容や行動、写真、走り等々間違いなく今のボクの憧れの一人です。
またいつかご一緒出来るときを楽しみにしています。
Commented by pcblue at 2016-06-02 21:44
♪minozouさん♪
こんばんは!
落車から始まった2016年、まさかこんなにいいことがあるとは思いも寄りませんでした。思い返せば、あの時もminozouさんとスライドしていたんですよね〜(笑)。これも何かのご縁ということで、今後とも宜しくお願い致します。

お互い、これまでブログを続けてきたことへのささやかなご褒美…かもしれませんねっ♪
Commented by Munch at 2016-06-05 23:47 x
筑波ライドの様子がほんとうに楽しそうで……。みなさんいい笑顔!雰囲気が伝わってきます!

わたしもずっと一人で走っていましたが(そもそもちょっとグループというのが苦手なところが
ありました)、pcbluieさんのブログを拝見していると、みんなと一緒に走りたい!笑ったり、
「苦しいー!」って言ったり、みんなと走りたい。
そんな気持ちでいっぱいになりました。「仲間と一緒に走る」。ちょっと涙が出そうになりました。

次回の筑波は……! みなさんと、笑ったり、ひいひい言ったり、美味しいもの食べたり、「⭐︎2016⭐︎」の
「⭐︎」係をしたい!
Commented by pcblue at 2016-06-06 01:53
♪Munchさん♪
またまたおはようございます〜(笑)。たくさんコメント、ありがとうございます。
いい笑顔してますか? そう見えるなら嬉しいです。
何を隠そう僕も団体行動は大の苦手なんですが、ココだけは特別ですね。みなさん、とても尊敬出来る人生の先輩方であり、ゆかいな仲間でもあり…、ありがたいことです。ほんと、利根川CRを爆走してるとき、僕もちょっと泣きそうでしたもん(笑)。

ん、「☆」マーク、やっぱりおかあさんに発注しとかなくちゃいけないなっ。
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