自然体

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銀のベンザで喉もだいぶ復調してきたことだし、明日日曜日は雨予報なので、今朝は久しぶりに早起きしてひとり朝練に繰り出しました。





5時、まだ暗い中家を出ると、即座に引き返そうかと思うほどの北風。

これは江戸川CRは厳しいだろうなと思い、迷わず土手とは正反対の市街地に入りました。





明日から3月とはいえ、まだまだ寒い。夜明け前の気温は4℃で、まだまだ下がりそうな雰囲気です。



それでも市街地を走れば北風の猛威も半減。久しぶりにpcblue号に乗れた嬉しさの方が勝り、少々ハイペースで暗がりの街を飛ばしていたら冷えのせいか左膝に鈍痛が走ったので、あえなくスピードダウン(苦笑)。


恐怖の国道6号線はほんの僅かだけ走り、県道51号で逆井から国道16号線を横切って沼南方面に出るルート。これ、銚子ライドのラストで走ったルートを逆走する形で、あの時の記憶が鮮明に蘇ってきて目頭が熱くなりました(笑)。










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【逆井の自販機で一休み。銚子ライド、辛かったなぁ〜】








8時までには戻る約束をしてきたショートライドなので、目的地はもちろん定番の手賀沼。
何だか今日はものすごく近く感じます。










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【国道16号を横切って藤ヶ谷カントリーを過ぎると景色が一変。この農道、すごく好きだなぁ。いつ走っても気持ちいいです】









すっかり日も長くなって、6時を過ぎるとどんどん明るくなってきました。そして、農道を走っているところで東の空に太陽が顔を出しました。変な表現ですが、今日の朝陽は、まるで夕陽のような朝陽(?)だったなぁ。









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寒いのは寒いんですが、なんていうか、真冬のあの突き刺すような寒さではなく、奥の方でぼんやりとした温かさが感じられる日の出でした。

季節は確実に進んでいるのですね。









田圃が広がる長閑な農道を走っていると、向こうから歩いて来た犬の散歩のおじさんが「おはよう!」と元気な声をかけてくれました。そんな些細なことが嬉しくて、ただそれだけで俗世間にまみれた心が浄化していくような気さえします。








どうしてこんなに自転車って楽しいんだろう!







人間、生活していればいろいろなことがありますよね。

自分をごまかして、妥協して、他人を妬んで、腹が立って…

40年そこそこも生きてくると、実社会では自分を守るためにバリアを張って、知らず知らずのうちに上手に傷つかないように逃げることばかりを覚えていくような気がします。




そんな自分自身の真っ黒い「汚さ」みたいなものが、無邪気に自転車と戯れている時だけは、ほんの一瞬だけでもパっと綺麗になるような、そんな気がするんですよね。


だからこんなに早く起き出して、また何の得にもならない自転車に乗る(笑)。いや、この「得にならない」ってことこそが、大の大人がこんなに夢中になってしまう理由なのかもしれませんね。


だいたい、自転車そのものを買う時は言うに及ばず、ウェア1枚買う時さえドキドキワクワクして嬉しくて眠れないんですから、自転車の魔力ってヤツはとんでもないです。

そんな自転車も「逃避」だけじゃなく、また実生活に立ち向かう「力」にもなる。すごい趣味ですよね。




今朝は農道を走りながら、なぜかそんなことを考えていました。










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【手賀川の浅間橋にて。思わず言葉を失う朝陽の景色にしばし感動】









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【手賀沼CRでは強烈な向かい風にやられて自分がいやになるくらい超遅(苦笑)】









自転車って本当に正直。

たかが1回200㎞走ったくらいでいきなり強くなるはずもなく、逆に最近の乗り込み不足がてきめんで、アレ〜とがっかりするほど元通り(苦笑)。


3歩進んで3歩下がる。


継続は力なり、ですな…。









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手賀沼からの帰り道は、いつもの大堀川から初石方面に出て、流山経由で帰宅。まるで計ったかのように8時ジャストに家のドアを開けてセーフでした。走行距離は50㎞ちょい。満足。









手賀沼からの帰り道では、今度はブログというものについてつらつらと考えながら走っていました。


もともと写真が好きで、ライド中に撮っていた写真をささやかながら公にしてみようかな…というのがきっかけ。それで始めたものが1(ライド)+1(写真)が2以上の楽しさになって今に至るわけですが、冷静に考えればこれって基本は自己満足の世界ですよね。





実は僕はT.Aさんのブログのタイトル「自分のためだけの自転車の記録」が大好きで、これってものすごく正直な気持ちをストレートに言い表したものだと思うんですよね。僕も含めてみんな、思っていてもなかなか口に出せないというか、やっぱり自己満と言ってはみても、よりたくさんの人に見て欲しいと感じたり、コメントが欲しかったり、ブログ村のランキングが上がったらいいな…というような「欲」って絶対にあると思うんです。だから一見すると読者を突き放すようなドキっとするようなT.Aさんのブログタイトルを初めて見た時、僕もけっこうドキっとしたんですよね(笑)。

このタイトルって、実は「究極」であり、でも、ブログそのものの根本的なあり方をズバリ指し示していて、何か言いようのない迫力を感じるのですよ。





で、実際にお会いしたご本人は、これがまたものすごく自然体。





お会いした時、ブログタイトルとご本人がシンクロして、ものすごく納得したというか、「そうか〜!」みたいな。胸がスっとしたんですよね。勝手な想像で、もしかしたら意外と怖いお方が目の前に現れるんじゃないか、みたいな不安もあったんですよ、実は。「俺は自分のためだけに走るから黙ってついてこい!」みたいな(爆)。でもまったく逆でしたね。






僕も「自然体」を売りにしてるつもりではあるのですが(苦笑)、やっぱりどこかでカッコ付けたり、あわよくば何か脚色しかけたり…って、実はけっこうあったりするんですよ。

でもそんな時、僕はふとT.Aさんのブログタイトルを頭に思い浮かべるんです。それで、自然体でいいんだ、いや、自然であるべきなんだ…と書き直したりして。自然体でいることって、実はものすごく難しかったりするんですよね。



ま、T.Aさんにしたら「そんなに深い意味ないですよ〜」とそりゃまた自然体でおっしゃられるような気もしますが(勝手に書いてしまってスミマセン!)。












自転車乗ってる時って、鼻水が吹きこぼれたり、疲れて半ベソだったり、逆に楽し過ぎて半笑いだったり…、そりゃあまあヒドいもんじゃないですか(笑)。まさに究極の自然体! でも、俗世にまみれたオッサンがサドルの上でそこまで自然体になれるっていうのが自転車そのものなんじゃないかと、僕は乗るほどにそう確信するのです。









だからブログも「自然体」が基本。

のんびりゆっくり、時には立ち止まりつつ、そして出来るだけ長く続けてみようかなあとは思っております。


そしていつの日か、自信を持って「自分のためだけの自転車日記♪」と改名出来る時が来るよう、成長していきたいものです。












…とまあその前に、記事ランキング1位の「レヴォーグ」を早くなんとかしたいpcblueです(笑)。









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by pcblue | 2015-02-28 23:22 | 平地ライド | Comments(2)
Commented by tokyo_terry at 2015-03-01 17:17
pcblueさん、こんばんは。
自然体をあまりに意識しちゃうと
結果的にどこかが不自然になってしまいますよね(笑)
どんなコトでも目標みたいなものを持って取り組めば
結果が思った通りにならなくても、その目標に向かう途中に
得るものが多くなるのかなぁ・・・と40を過ぎてようやく気がつきました(笑)
ブログを始めて10年・・・振り返ると、ブログ開設当初の頃の内容や実生活も
随分と変わりました。
あ、体型も随分と変わっちゃいました(笑)
Commented by pcblue at 2015-03-01 18:19
♪terryさん♪
そうですね。自然体って狙って出来ることではなく、その人が重ねてきた年輪というか、文字通り自然とにじみ出るものなんですよね〜。僕なんてまだまだ修行が足りません。
terryさんのブログ、改名の時のエントリーを読んで驚いたんですが、長い間続けてこられてきたからこそ、今の素晴らしいブログがあるんだなぁと。そしてterryさんが重ねた10年の先に出会えたこと、すごく幸運に思います。
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