初ブロ友ライドはT.Aさんと秩父峠三昧 その1 【プロローグ】

最近、筑波でヒルクライム練にいそしんでいたのも、

苦手な平地ロングに挑戦していたのも…

全てはこの日のため。






きっかけは少々時間を遡り…





お世話になっているショップの浅野さんがこの春に転職されたことがきっかけ。

その時、「仕事が落ち着いたら秩父でも行きましょう!」という話になって、同じショップを利用されていて、ブログを通じて交流があったT.Aさんから「その時は私も誘って下さい」とコメントを頂いたのが始まりでした。

僕は社交辞令というのが大嫌いなので、「これは必ず実行せねば!」と密かに心に決め、「紅葉の時期」を目安に虎視眈々と計画を練っていたのですが…。





今回の計画を実行するうえで最大の「峠」と思われたのが、家人の説得(爆)。





共働きで、まだ三人の子供も小さい我が家は、基本、土日の日中のライドは完全自粛。

お天道様の下で自転車で乗れるのが、ジテツウ以外だと、代休を利用した平日のみ。しかも、「平日ライドの日は朝夕の保育園の送り迎えをすべし」という鉄の掟があるのです。

例えば平日にヒルクライムに行こうとすると、車利用はもちろん、最も近い筑波でもスタートは9時過ぎ。秩父などのちょい遠出となると、最短でも10時過ぎになってしまうわけです。

さらに帰りも16時過ぎには家に戻らなくては行けないので、実質走れるのは4時間前後。

今まで、この掟を破ったのは軽井沢に行って脚をつって走れなくなって真っ暗になった時だけなのです(苦笑)。



朝から夕方まで走り続けられる…というのは、僕にとっては最高の贅沢。

いや、ある種の「憧れ」のようなものでした。



そして、今回の計画を進めるにあたって、僕が実行した作戦は…









小細工せずに、正直に全てを打ち明けてお願いすること!(笑)









女性というのは男が考えている以上に全てを見透かしているし、ヘタに取り繕うようなことをした方が逆効果…というのが、10年の結婚生活で達した教訓なのであります。



初秋のある日、機嫌が良さそうな時を見計らって、思い切って切り出しました。






「実はブログを通じて知り合った方と秩父方面にヒルクライムに行きたいんだけど、さすがに4時間だけ走る…というのは無理があるんだ。1日だけでいいから、朝から夜まで、丸一日走ってきてもいいかな?」





…おそらく難色を示すと思われたカミさんの反応は、すごく意外なものでした。





「いってらっしゃい。その日は全部わたしがやるから、たっぷり楽しんできてね」






それはおそらく、初めて「コイツと結婚してよかった」と心の底から思った瞬間でした(笑)。







まずはさっそく浅野さんに連絡を取ると、「転職1年目でまだ仕事が落ち着かないのと、古傷の膝痛が再発していてヒルクライム出来るような状態じゃないんです」と返答。
仕事と体が第一ということで、残念ながら今回は辞退、ということになりました(また誘います!)

次にT.Aさんと連絡を取り合い、こちらは快諾。

…というより、みなさんご存知のとおり、T.Aさんは1日200㎞以上でも平気で走るロングライダーであり、最近はダイエットに成功されたとかで、ヒルクライムにも熱心。

しかもブログをご覧になって頂ければ分かるとおり、その走りっぷりというか上りっぷりが半端ではないのです!




決行はお互い代休を利用して、11月7日金曜日に決定。


少々…いや、大いにビビりながらもメールでのやりとりでルートを決定したのですが、これがまたいつの間にかとんでもないルートに!?



エリアは秩父。

「道の駅ちちぶ」7時待ち合わせで、前半は僕がヒルクライムにハマるきっかけになったルート。

釜伏峠の激坂から秩父高原牧場、二本木峠に出て、いったん下って定峰峠を上り、白石峠&堂平山に出て、下って秩父の街に戻ってくる…というルートでした。

正直、個人的にはこれだけでもお腹いっぱいなのですが、T.Aさんから「後半はなす子さんが自転車人で紹介していたルートを上りましょう!」とご提案♡

道の駅を挟んで反対側の円、あの不動明王様がいらっしゃる秩父華厳の滝から城峯山へと駆け上がるヒルクライムが「後半戦」となりました。




距離にして100㎞以上、獲得標高2000m超!




「これはさすがに失礼にならない程度にちょっと鍛えとかなくちゃな」ということで、最近の筑波練&平地練だったわけであります。







しかし、ここでプチアクシデント発生。

なんと一週間前時点での週間天気予報で、秩父方面は雨予報!(涙)

これにはがっくりするやらホっとするやら(笑)だったんですが、悲しきオッサンのささやかな願いが天に通じたのか、日に日に予報は良くなり、前日はななんと「快晴」となる奇跡が。

どちらかというと逆パターンが多い自分としては、もう信じられないというか、何か不思議な力が働いたとしか思えないような「奇跡」でした。





そんなこんなで、前日はもう遠足前日の子供そのもの(笑)。

気もそぞろで仕事も手に着かず、帰宅後は忘れ物のないように何度も確認しつつ車に荷物と自転車を積み込んで、準備万端で翌日に備えたのでした。

もちろん、自転車も掃除&注油もバッチリ!





21時、いつものように子供達と一緒に床について、上手い具合にすぐに夢の中へ…。

集合時間は「道の駅ちちぶ」に7時。

5時に起きて家を出る予定だったのですが、目覚ましが鳴る前、3時には起床(笑)。

いったん起きてしまったらもう興奮して眠れず、起き出して缶詰をおかずにご飯をしっかり食べて、それでももうどうにも落ち着かないので、「早めに着いて向こうで待ってよう」と、4時には家を出てしまいました。
















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【もう眠れん。いざ出発!】














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【期待と興奮を胸に、外環道、関越道をひた走ります】















関越道の川越インターを降りて一般道へ。

国道16号から299号に入り、一路、トラックの列と一緒に秩父方面へ。




こんなに早い時間に秩父に行けるなんて(涙)。

それも、初めてのお一人様以外でのライド!




いったいどんな一日になるんだろう…。

ハンドルを握りながらも、なぜか顔がニヤけてしまいます。






途中、コンビニに寄ってボトルに入れるポカリと、温かいお茶&あんぱんを補給(笑)。



5時30分には「道の駅ちちぶ」に着いてしまいました。


「さすがにまだ来てないよなぁ(笑)」


とりあえずトイレで自転車ウェアに着替え、車で待機。

でもまったく落ち着かず、外に出て歩いたり、ストレッチしたり、また車に戻ったり…と完全に不審人物です(笑)。

















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【あーーーー落ち着かない!(笑)】
















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【待機中のpcblue号。静かにその時を待つ…】


















車が入ってきたり、それらしき人が通るだけでドキリ。

まるで初デートだな、こりゃ(笑)。









時刻は6時30分を過ぎ、約束の7時まで30分を切ると、いよいよ緊張。

あらためてトイレに行って出てきてストレットしていると、明らかに「それらしき」方が目の前を通り過ぎました。



「間違いない、あの人だ!」



自転車乗りって、不思議と同類の人って直感で分かるものですね(笑)。


駆け寄っていって「T.Aさんですよね!?」と声をかけるとドンピシャ!

「実は私も早く着いてしまって、近くのマックにいたんですよ(笑)。はじめまして、今日はよろしくお願いします」

聞けば、T.Aさんも僕と同じで目が覚めてしまって早く家を出て、道の駅の近くのマックで時間を潰していたのだとか。

なんだかその一言でお互いに一気に打ち解けてしまい、二人で大笑いしてしまいました。





さて、T.Aさんの第一印象は…






一言で言えば、「理想の上司」って感じ!(笑)




穏やかな雰囲気を全身から醸しつつ、でも厳しい時は厳しい…みたいな、自分も歳をとったらああいうふうになりたいなぁと思わせるような、そんな方でした。

ロングをガシガシ走るイメージでしたので、もう少し野武士系(!?)なのかなと勝手に想像していたのですが、とても物腰の穏やかな感じの方でした。




お互いそそくさと自転車を準備して、そのままいきなり自転車談義に突入(笑)。


初めて見るカーボンスモークのブラックマドンは、想像以上にカッコいい! 思わず見とれてしまいます。


そして、どちらからともなく「行きますか」となり、いよいよライドスタート。

静かに道の駅を後にしたのでした…。

【つづく】
















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by pcblue | 2014-11-08 10:44 | ヒルクライム | Comments(0)
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